循環パターンの調査(補足)
コラッツの計算においては循環パターンが発生することはないとの前回の
判定を支持する結果となるかどうか、n,m のいくつかの値について交点の
X値を計算してみました。
このように、数値計算結果では正と負の値の間に挟まれる奇数値は見ら
れません。
つぎに参考までに係数5の場合について、係数3の場合と同様に循環パタ
ーン発生の可能性を数式により調べます。
この式からXが正の整数になる n,m の組合せがあるかどうか調査します。
よって係数5については係数3とは異なり、循環パターンに入る奇数値が
ある可能性が認められました。
ここでいくつかの n,m の組合せについて計算し、循環パターンに入る奇数
値が現れるかどうか調べてみます。
n,m の組合せ→3,4で奇数値 13 が現れ、ここから循環パターンに入る
ことが確認されました。