徒然散歩

経済や数学など自分の興味ある分野について書いています。

コラッツ予想-10

 循環パターンの調査(係数5の2)

 今回も前回の係数5の計算式について見ていきます。
 計算式の途中から得られる2本の直線の交点を図に表し、交点のX値を
 求めます。
 下図において、奇数処理3stepと偶数処理4stepの組合せで2本の直線を
 引き、その交点を求めました。
 □で囲まれた数値が交点の数値を示しています。

 奇数処理と偶数処理の順序が異なっても、奇数処理と偶数処理のstep
 数がそれぞれ同じならば、直線の傾きは変わらず、切片の値のみが
 変化します。

 係数5の場合は循環パターンとなる複数個の奇数値Xが存在することが
 計算式からも示されました。