素数個数の近似式(7)
ここでシミュレーションの式 を少し計算方法を変えて計算しなおしてみます。

上のように計算式を、実線枠から破線枠の式に変更して再度計算し、実測値
と比べます。



今回の式でも特異点は同じように発生します。図でも判るように、その位置は
これまでの位置と変わりはありません。
ここで 1000≦x≦1000000 の範囲で計算値の変化を見ていきます。


この範囲では改良式2の計算値が x>1000 辺りから実測値より徐々に大きい
方へ離れ始め、x>100000 辺りから実測値との乖離が大きくなっていきます。
前回の計算では改良式1とほぼ同じ値となっていたのに、計算法がちょっと違う
だけでこれだけの違いが現れてきます。
これから、「logを交えた計算式の正しい計算法は?」 という疑問が沸いてきま
す。 が、私には手に負えないので この疑問への取り組みはスルーします。
いずれにしても、今回も改良式1が最良のシミュレーションになることが判りました。
結論として、 P(n) =n/(log n - ( 1+1/(log n -(1+1/(log n -(1+1/(log n ・・・ ))))
と単純に繰り返せば素数の実測数に近づくのではなく、
P(n) =n/(log n - ( 1+1/(log n -1)))
と1階付け加えるのが最適なシミュレーションになります。
ただし 1<x<2000 の範囲では従来の P(n) =n/(log n - 1) が最も精度が
高いといえます。
