徒然散歩

経済や数学など自分の興味ある分野について書いています。

数の風景-135

 ζ関数の動きを R-i 座標上で表示

 数の風景130~132で見てきたRとiの関係を R-i 座標上で表示して
 みます。 データ表示は省略しますが、そこで使用したデータと同じです。

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 図からa=0のときが最も振幅が大きく、a値が大きくなるにしたがって
 小さくなっていく様子が見られます。図の回転中心の位置は+方向へ
 シフトしていってるようにも見えますが良く判りません。 ここは数学的
 検証が必要なようです。 零点はa=0.5の図でのみ見られます。

 以上ζ関数の零点について概観してきました。
 りーマン予想の証明には、関数の実数部指数a値と中心値シフト量の
 関係や、虚数部指数b値と零点位置との関係、さらにはX→∞の扱い
 などについての数学的関係性究明が必要と思われます。
 それはできませんでしたが、ダイナミックな変化の一端を覗くことが
 できました。

 

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 唐突ですが、これで数の風景を一旦終了させていただきます。
 個人的にはまだ、素数の実像がつかめていません。もし自分の中で
 何かの進展が得られれば再開したいのですが、とりあえずしばらく
 休止したく思います。 それでは Have good days.