ζ関数の動きを R-i 座標上で表示
数の風景130~132で見てきたRとiの関係を R-i 座標上で表示して
みます。 データ表示は省略しますが、そこで使用したデータと同じです。
図からa=0のときが最も振幅が大きく、a値が大きくなるにしたがって
小さくなっていく様子が見られます。図の回転中心の位置は+方向へ
シフトしていってるようにも見えますが良く判りません。 ここは数学的
検証が必要なようです。 零点はa=0.5の図でのみ見られます。
以上ζ関数の零点について概観してきました。
りーマン予想の証明には、関数の実数部指数a値と中心値シフト量の
関係や、虚数部指数b値と零点位置との関係、さらにはX→∞の扱い
などについての数学的関係性究明が必要と思われます。
それはできませんでしたが、ダイナミックな変化の一端を覗くことが
できました。
唐突ですが、これで数の風景を一旦終了させていただきます。
個人的にはまだ、素数の実像がつかめていません。もし自分の中で
何かの進展が得られれば再開したいのですが、とりあえずしばらく
休止したく思います。 それでは Have good days.