循環パターンの調査(係数5と3比較)
ここまでの計算結果を見やすくするために係数5と3を表にまとめました。
表の数値は、前回までに見てきた係数5と係数3について、交点の計算
式の左辺を整数Xについて計算した値です。
係数5について
表中、太線で囲まれた数値が交点の数値、また横線が交点の位置を示
しています。
循環パターン発生の位置がどのような奇数・偶数処理step数の組合せ
に存在するのか見ることができました。
係数3について
コラッツの計算では太線で囲まれる交点の奇数値は現れず、太線が
その上下の奇数値の間に交点が存在することを示しています。
このように、コラッツの計算の場合は循環パターンに入る奇数値の交点
はみられません。