徒然散歩

経済や数学など自分の興味ある分野について書いています。

数の風景-138

素数とeの指数の場(3)

 前回、素数は「1<n<Xの整数nで割り切れるnが0個の整数X」である
 ことを考えましたが、オイラーの公式に用いたR-i座標をイメージして
 それを模式図に表せばつぎのようになるでしょうか。
 例としてX=1~11について表してみました。

 図に表しているように、非素数は、より小さい素数の何倍かになっており、
 R-i座標ではより小さい素数で表すことができます。
 しかし各点は1個ではなく、その個数mは m=X/n と、分割数nの
 m倍になっています。ここで、nがX以下の素数であるとき、Xは素数nが
 m個の非素数であると考えられます。
 たとえばX=6は、分割数n=2のときm=3、または分割数n=3のとき
 m=2なので、素数2が3個、または素数3が2個の非素数になります。