ζ関数 のシミュレーション(3)
ここからは指数sが複素数a+ibの場合について、すなわち s=a+ib
のときのζ関数計算式およびシミュレーションの式を求めます。
x値は本来X→∞ですが、ここでもx=100 として計算し、シミュレーション
の適否を見ます。
ζ関数の計算結果とシミュレーションの関数による数値計算結果とを
以下に比べています。 x値は100、指数の実数部a値は 0.1 と 0.5 、
虚数部b値は 0~26 の範囲で動かしてみました。 図で∑R、∑i は
1≦x≦100 の範囲でのζ関数の計算値、∫R、∫i はシミュレーション
です。
ここまでζ関数の指数値がいろいろな場合についてシミュレーションを
試みてきました。いくらかの値のずれはあるものの、全くの当て外れでは
ないようです。