徒然散歩

経済や数学など自分の興味ある分野について書いています。

数の風景-109

 高次方程式の小分け関数解(別解-2)

 ここで前回の手法を使って、前々回の関数サンプルについて解を
 求めてみます。

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 これを各次数の関数に小分けして、各関数の解を求めます。
 まず、各次±1 の小分けから計算してみます。

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 下線部各項の値が0となるX値を求めます。

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 これが解の1組になっているかどうか確認します。 検証はm=n
 の場合について行いました。

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 つぎに、各次±i の小分けから計算してみます。

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 下線部各項の値が0となるX値を求めます。

f:id:shurrow2005:20210403195242j:plain

 これが解の1組になっているかどうか確認します。 検証はm=n
 の場合について行いました。

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 2つの計算結果には矛盾はなく、それぞれの解の組み合せが
 それぞれ1組の解となっていることが確認されました。

 

 

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