これまでの数全体を有理数といわれていますが、ここで無理数というものも
出現します。これはたとえば指数の値が分数で表されるような数字に混じって
います。
例として1から10までの1/2乗の値について見てみましょう。これは平方根
と呼ばれていますね。
1 の1/2乗 1
2 の1/2乗 1.41421・・・
3 の1/2乗 1.73205・・・
4 の1/2乗 2
5 の1/2乗 2.23606・・・
6 の1/2乗 2.44949・・・
7 の1/2乗 2.64575・・・
8 の1/2乗 2.82843・・・
9 の1/2乗 3
10 の1/2乗 3.16228・・・
この例では無理数が7個現れました。無理数の場合は小数点以下の数の並び
に規則性が見られません。そしてそのような数の並びは無限に続くようです。
なんだか気が遠くなるような話です。
ここで問題です
いくつかの異なる無理数を使って有理数をつくることはできるでしょうか。
答えは次回ブログで