物価の急変には2種あり、上昇をインフレ(inflation)、下落をデフレ(deflation)と呼ばれている。これらは景気変動のさまざまな局面に現れる。インフレとデフレのそれぞれの要因について自分はつぎのように考えている。
インフレ要因は2つ、ディマンドプルとコストアップ(注)だ。
ディマンドプル型インフレ
インフレ要因は2つ、ディマンドプルとコストアップ(注)だ。
ディマンドプル型インフレ
需要に対して供給が不足して最高購買価格を引き上げる状況下で発生する
コストアップ型インフレ
コストアップ型インフレ
製造原価の上昇が最低販売価格を押し上げる状況下で発生する
デフレ要因も2つ、ディマンドプルとコストダウン(注)だ。
ディマンドプル型デフレ
デフレ要因も2つ、ディマンドプルとコストダウン(注)だ。
ディマンドプル型デフレ
供給に対して潜在需要はあるが購買力が不足して最高購買価格を引き下げる
状況下で発生する
コストダウン型デフレ
コストダウン型デフレ
製造原価の低下が最低販売価格を引き下げる状況下で発生する
(注)コストアップに起因するインフレは一般にコストプッシュインフレーションと呼ばれているが、コストダウンに起因するデフレもあるので、ここではプッシュの方向を示す目的でアップとダウンに分けている。
(注)コストアップに起因するインフレは一般にコストプッシュインフレーションと呼ばれているが、コストダウンに起因するデフレもあるので、ここではプッシュの方向を示す目的でアップとダウンに分けている。
<キュウリ> 実をつけるキュウリの花はトゲ柄付き