過去の一時期
民主党が政権をとっていたが、その時期の円の外為相場は円高傾向が強くなる一方で、80円
/$を超えて70円台/$に突入した時期があった。時の
財務相は通貨緩和に乗り出す声明を出したが外為市場の反応は鈍く、わずかな戻りはあったものの確実に円高傾向を是正することはできなかった。その後
自民党が政権を奪還してすぐに
日銀総裁が交代し、
アベノミクスと称される政府日銀一体となった金融緩和策が実施された。これには外為市場が敏感に反応した。あれよあれよという間に100円
/$を切り、最後は120円台
/$に達した。円高対策は
民主党時代も
自民党時代も基本的には金融緩和で同じなのになぜこんなに反応が違うのか。