フィボナッチ数の周辺をざっと見渡しましたので、今度はもっと
いろいろな数列を作ってみることに挑戦してみます。
といっても対象はあくまでも自然数で、「1 1」から始まり、まずは
加算のみを使うことを前提とします。
フィボナッチ数の計算ルールは直前の2個の数字の合計が次の
数字、トリボナッチ数は直前の3個の和が次の数字、テトラナッチ
数は4個の和が次の数・・・というようになっています。
そこでこれにひとつ調味料を加えます。合計する数は必ずしも
直前の数からとは限らないとします。 たとえばつぎのように、最後
に書き加える数Xは、ひとつスキップしてその前の2つの■とします。
1 1 □ □ ・・・ □ □ ■ ■ □ X
ではこのルールでさっそく数列を作ってみます。
1 1 1 2 2 3 4 5 7 9 12 16 ・・・
この数の並びは、実はこれまでにすでに現れています。出だしの
1の数は1つ多いけれど、あとは数列Cと同じです。
後は次回へ