徒然散歩

経済や数学など自分の興味ある分野について書いています。

数の風景-82

 各虚数の整理と表示(1)

 前々回、Xの3次方程式の解 a,b,c の値を求めましたが、その3つ
 の組合せを図で表すことはできないか検討してみます。そのためには
 多くの虚数を整理して、表示だけでなく計算もできるだけ簡素化する
 必要があります。
 そこで多くの種類の虚数オイラーの公式を使って整理できないか
 検討してみました。
 これ以降、実数部の表示記号として R を用います。
 オイラーの公式のR-i座標表示はつぎのようになります。

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 虚数 j は j×j=i の関係にあるので、j は i までの角度π/2の1/2
 のπ/4となり、その位置は円周上で 1 と i の中間点になります。
 そして-j は j から原点を挿んで反対側の位置になります。この関係を
 つぎに図示します。

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 上の要領で虚数kについてもR-i座標上に位置取りすることができます。

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