オイラー定数(3)
オイラー定数の値については前回計算しました。ここでは刻みをもっと
小さくして値がどうなるか調べてみます。
つぎの図は数の刻みの幅を1から 0.5、0.2、0.1 へと順次小さく
していくことにより、その値がどのように変化していくかを見るものです。
計算はつぎの式で行いました。
n=10、n=100の場合についてグラフにしてみました。
刻みの幅が小さくなるほど、前回図示した緑の線の長さは小さくなって
いき、ついにはつぎの式にたどり着きます。このとき、緑の線の長さ
すなわちlogXとの差は0になります。
整数1を基底とする1刻みの数体系にはオイラー定数が付随してくる
けれども、logXを基底とする数体系にはその成分が除かれている
ように思われます。