log の構造
前々回までオイラーの公式のすごさを見てきました。ではそれに頼らなくても
微積分の連鎖が途切れないようにすることはできないのだろうかという疑問
が湧いてきます。ここからはそのことについて考えてみます。
まずその準備として、log の構造について見ていきます。
つぎの式は数の風景-27で見たeのx乗を表す式から導くことができ、logの
性質をよく表しています。
このlogの式に基づいて微積分をおこなってみます。
ここでも関数 f(x)・g(x)の微分は
f’(x)・g(x)+f(x)・g’(x) となる公式を利用して log の微積分
を考えてみます。 f’(x)、g’(x)は f(x)、g(x)の微分関数です。
このように、logX の微積分をおこなうことができました。