徒然散歩

経済や数学など自分の興味ある分野について書いています。

数の風景-23

 微分

 微分はXの微小な変化にともなって関数Yの値がどのように変化していくかを
 見るものですから、X-Y平面上でXの各点における関数Yの傾きの値を関数化
 する作業になり、積分はその逆つまりX-Y平面上でX=0からXまでの関数Yの
 累積値を関数化する作業になります。
 ここに Y=X という関数があるとします。 これはXが1増加すればYも1増加
 するという関係を表しています。
 この関数についてXによる微分を行えば Y=1 という関数になります。

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 この式には変数Xがなくなっています。ということはこれ以上この関数をXで微分
 することはできないことになります。しかしこれでおしまいと言われても私はなん
 だか釈然としません。

 

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