関数 その(3)
指数関数
指数関数は通常、自然対数の底eの指数を変数xとして、つぎのように
表されています。
指数関数eのx乗は、微分や積分をしてもその関数の形が全く変わらず、eの
x乗のままであるという特別なものですね。
その特別な数 e の値は e = 2.7182818・・・ となっています。
対数関数
ここでは対数はすべてeを底とする自然対数とします。対数関数はつぎの
ように表されていますね。
Y=log X
底eは必要に応じlogとXの間に小さく書かれますが、通常省略されるかlnと
書かれていますね。
対数関数は上の指数関数と密接な関係にあって、つぎのようにXとYを交換
すればその式は上の指数関数と全く同じ関係を意味します。
X=log Y
一般にXとYを交換した2つの式は Y=X という直線を中心線として対称に
なります。つまり直線X=Yを鏡として相手の関数を鏡に映る自分の姿として
見ています。
ここで問題です
対数関数(底をeとする)Y=log X の値が Y=2 のとき、Y=X という直線を
中心として対称な指数関数のYの値はどうなりますか。
答えは次回ブログで