徒然散歩

経済や数学など自分の興味ある分野について書いています。

数の風景-2

 自然数の計算

 自然数の計算は加減乗除、記号で表せば+-×÷ですね。これはいちいち説明するまでもありませんが、ここでは魚を例に考えてみます。

 二人で海釣りに行きました。クロダイが3匹、メジナが5匹、アジが30匹釣れましたが、小さい魚は海に返したので持ち帰ったのはクロダイが1匹、メジナが3匹、アジが20匹でした。

 「合計何匹釣れたでしょうか」という質問には釣れた魚を合計(加算)して38匹という答えを出します。
 「海に返した魚は合計何匹でしょうか」という質問には合計から持ち帰った分を引き算(減算)して14匹という答えを出します。

 帰りに二人で釣果を分けることにしましたが、あいにく2で割り切れる数ではない魚もあります。そこで、たとえばメジナ1匹をアジ2匹相当、クロダイ1匹をメジナ2匹相当として分配することにします。そうするとクロダイ1匹はアジでは1×2×2=4匹に相当します。そこで全体をアジの数に変換して表せば1×4+3×2+20=30匹となるので、30÷2=15匹(アジ換算)が一人分の取り分となります。

 以上で+-×÷をすべて使うことができました。このように日常生活で四則演算は不可欠なものとなっていますね。

 

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魚の写真 上から クロダイメジナ、アジ (私はチヌ、クロ、アジと呼んでいます)  


 前回の答え

  まず3段上ります。あと7段は2段下がってから3段上ります。
  だから上りは3+7×3=24段、下りは7×2=14段となります。