徒然散歩

経済や数学など自分の興味ある分野について書いています。

マジ経-62  経済の主体は何か(2)

 ここでの一貫した経済を見る立場は、実際の有価値の流れをいかに正しく掴むかであり、それを貨幣で集計してもその対象はあくまでも有価値の生産と消費の流れを見ることにある。
 現在、国債の累積額が大きな問題になっている。この累積赤字は1000兆円を超える目もくらむほどの大きさだ。しかしこれが有価値の生産と消費、つまり実体経済にどれだけ関わっているのだろうか。 国は巨大な債務を国債の債権者に対して負っている。一方、国有の資産も巨額に上るという。そうなら、国内の経済活動に支障ないよう、国の資産を国債の穴埋めに処分すればいいのではないか。とにかく納得できる消費税増税の必要理由がほしい。もし持ち過ぎた資産の運用に増税が必要ということならば自分は反対だ。
  <タチアオイ> 真直ぐに立ち青い空花開き

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