徒然散歩

経済や数学など自分の興味ある分野について書いています。

マジ経-36  需要の大きさをどう測る(2)

 ケインズの経済理論にたびたび登場してくる言葉に限界消費性向というものがある。これは「所得の増分を消費支出の増分に回す比率」と解釈される。これと少し異なるが「所得を消費支出に回す比率」として消費性向という言葉を使うことにする。
  需要の大きさをNとすると、このN値が消費支出の大きさを決定する。消費支出の大きさは市場規模Mで表される。そこで需要Nに消費性向を掛けたものが市場規模Mとなると考える。消費性向をcとするならば、需要Nは M=N×cより、N=M/c と表される。この場合の消費性向cの解釈は「需要のうち消費支出として現れる比率」となる。
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