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徒然散歩

経済や数学など自分の興味ある分野について書いています。

マジ経-32  市場経済の負の面(1)

 しかし市場経済が良い面ばかり持っているわけではない。マルクスの著書「資本論」が生まれたのは19世紀産業革命さなかのロンドンにおいてだった。当時ロンドンは手工業から機械化による工場生産への移行が進みつつあり、そこに雇用される労働者の労働条件は劣悪なものであったという。経営者は労働者を長時間働かせ、規定の労働時間を超える時間外手当がきちんと支払われていない状況にあった。そこでマルクスは工場で産み出される製品も含めて、あらゆる製品の価値をそれを作るのに必要な労働時間の合計を貨幣に換算して表すべきだと考えた。規定を超えて長時間働かせて生産した製品にはその超過時間分の価値が含まれている。それに対して経営者は規定労働時間分の労賃しか支払わない。つまり、残りの超過時間分を搾取しているという。市場取引も本来の価格に上乗せして販売することにより、上乗せ分を市場(取引相手)から搾取していると見る。
  <エビネラン> 鳥たちの集う姿やエビネラン

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