今度は一つとばしてそれより前のすべての数を合計するという
方法で数列を作ってみます。記号で表せばスキップ数s=1、
カウント数c=∞の数列ということになります。
1 1 1 2 3 5 8 13 21 34 55 89 ・・・
これは最初の数1が1つ多いものの、あとはフィボナッチ数の
並びそのものです。
つまり、「s=1の数列(シュロー数)はc=∞でフィボナッチ数に
到達する」 ことが判りました。 驚きですね。
しかし、そもそもフィボナッチ数を見つけ出すためのウサギの繁殖
問題の前提にはウサギのつがいは決して死ぬことはなく繁殖し続
けるということになっているわけですから、フィボナッチ数はc=∞
のシュロー数に等しくなって当然ということになります。
後は次回へ